また前回の続きになります。
辞書で『一対』の意味を調べ、
それが「2つで一組になったもの」と解りました。
では、続きをどうぞ。
私:「オーケー?(これ、私の口癖です)
じゃ、これの例挙げてみる?
『一対』。
2つで一組になったもの。
身の回りで何がある?」
子:「う~ん・・・、『はし』とか」
私:「おー!!いいね。
そうそう。そんなやつだね」
ここで、何かに気付いたようです。
子:「あの、『対』って『反対』ってことじゃないんですか?」
私:「そうだね。『対』は2つ。
『反対』は『反』っていう字があるから、
その2つがどうなってること?」
子:「逆!!」
私:「おっ!そうだね」
子:「あー」
『一対』を『反対』と同じように捉えていたようです。
この作業によって、『一対』を理解したこの受講生は、
遺伝の仕組みも理解できたのです。
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