今回は、学習の段階について少し考えてみましょう。
学習には、大きく分けて以下の2つの段階があります。
第一段階 学ぶ、知る
第二段階 習得する、身につける
第一段階は、
人から聞いたり、本を読んだり、学校ならば授業を受けたりすることで、
知識を得ることです。
第二段階は、
第一段階で得たものを、練習を繰り返し、習得することです。
あなたのお子様は、
授業を受けた後、しっかり身につくまで練習を繰り返していますか？
もし、できていないとすれば、なぜでしょうか？
無論、この学習における2つの段階は、基本的原則ですね。
この2つの段階を踏まずして、
新しいことができるようにはなりません。
学業だけでなく、スポーツ、スキル、人間関係・・・、
全てです。
しかしながら、私達大人でも、
いつもできているとは言えないのが本当のところではないでしょうか。
第一段階は、比較的容易ではありますが、
第二段階では、困難な状況にしばしば遭遇するからですね。
その困難な状況とは、
主体的な行動が必要なことであったり、
その行動をするための時間を管理することであったり、
成果がでるまでに長時間を要することであったり、
モチベーションを維持することが大変だったりすることですよね。
そして、新しいことを習得しようとスタートしたものの、
この困難な状況に負けてしまい、
あきらめることになってしまったりします。
もちろん子供達も、
同じように困難だと感じ、あきらめてしまうのです。
大人も子供も苦しいのです。
しかし、私達大人は、
これまでに、この困難に打ち勝ってきた経験があるはずですね。
あなたは、どのようにして打ち勝ってきましたか？
私達大人の共感や経験が、
子供を苦しみから救い出せるかもしれませんね。
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