富山県の県立高校入試について書きます。
おそらくほぼ全ての人が、
今よりも良い点を取りたいと思っているはずです。
しかし、闇雲に問題を解いていても、なかなか上手くはいかないでしょう。
では、点を上げるためにはどうすれば良いでしょうか。
ポイントはこれだけです。
・普段の勉強をレベルアップさせる
・入試の形式に慣れる
ここでは、
入試の形式に慣れるということについてのみ書きます。
入試の形式を知るには、
当然、「過去問」がベストです。
しかし、過去問を使うには、ひとつ問題があります。
過去問は中学3年の最後までが試験範囲です。
使いたいと思っても、
まだ学習ができていない単元が含まれるのです。
そのため、過去問を使えるようになるまでは、
育英模試、全県模試、実力テスト(確認テスト)を使うことを
お勧めします。
これらのテストは県立入試に近い形の出題となっています。
全ての単元を学ぶまでは、
途中までの範囲で、十分に慣れておくと良いです。
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ホシバ教育相談所の干場です。
このページでは、
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストの使い方について、
基本の部分をまとめました。
ごゆっくりとご覧ください。
富山県立高校入試の対策。育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストの復習がポイント
富山県の県立高校入試の対策として、
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストを
使うことがお勧めです。
では、その使い方ですが、
まずこれらのテストの復習をしているでしょうか。
受けて終わり、
点数を見るだけ、
合格判定を確認するだけ、
というような使い方になっているなら、
非常にもったいないです。
きっちり復習をしましょう。
復習と言っても、
見直しをする、
解説を読む、
間違った問題をもう一度解き直す、
間違いノートを作る、
と言うのではまだ甘いです。
これらも、全く意味がないことはないですし、
やらないよりは良いのですが、
効果が小さいです。
せっかく受けたテストです。
思いっきり使い倒しましょう。
模試や実力テストなどは、
ひとつの問題集と同じように捉え、
簡単に解けるようになるまで繰り返しましょう。
県立入試で出やすい形の問題に「慣れる」ことを目指します。
10回くらい解くのも普通です。
慣れた問題の数が増えれば増えるほど、
当たり前のことではありますが、
県立入試本番でも得点できるようになっていきます。
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストの復習。まずはその問題を解けるようにする
富山県立高校の入試で得点するためには、
育英模試や全県模試、実力テスト(学校によっては確認テストとも)を
使うことが非常に効果的です。
これらは、出題の形式や難易度が
県立高校入試と似ているためです。
慣れることを目指して、繰り返し使っていきましょう。
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストの復習。具体的方法
模試などの最も基本的な使い方は、
それぞれの問題を「例題」として扱うことです。
教科書などの「例題」と同じ感覚で、
その問題そのものを覚えてしまうことを目指します。
出やすい問題から攻略するのは鉄則です。
また、どのような問題が出るのかを知っていれば、
その後の勉強の目標ともなります。
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストを上のように復習した結果
上のようにして、模試や実力テストを復習した結果どうなるのか、
少し実例を挙げてみます。
・育英模試での得点が下降してきた11月に受講を開始し、
国語を除く、英語、数学、理科、社会の4教科で
模試と実力テストの復習を行い、
見事なV字回復を見せて志望校に合格したり、
・合計点を上げるために理科に絞って
全県模試と実力テストを復習し、
県立高校入試本番で
「怖いくらいにできた」
と言っていたと、
お母様からお聞きしたりしました。
以上のようなことが普通に起こります。
模試や実力テストを受けて終わりとするのは、
もったいないと言わざるを得ません。
せっかく受けたこれらのテストは、
ボロボロになるまで使い倒すくらいで
丁度良いのではないかと思います。
まずは、例題だと思って、
ひとつひとつを身につけることを目指します。
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストの復習。次にその問題の周辺も解けるようにする
富山県の高校受験では、
調査書(内申)と入学試験の点で合否が決まります。
日頃の学習態度と定期テストの結果の総合点が内申点となり、
2学期期末試験後には、調査書の方は確定することになります。
一方、入学試験は1回の試験の結果のみとなります。
そのため、入学試験の対策は、長期的、計画的に進めていきたいところです。
その対策としてお勧めしているのが、
育英模試、全県模試といった学校外の模擬試験、
そして実力テスト、確認テストといった学校内のテストを
復習することです。
まずは、過去に受けた上のテストの問題で、
間違えたものがあれば、
それを解けるようにすることです。
そして、これができたら次のようなことをやってみましょう。
間違えた問題で必要な知識だけでなく、
その周辺のものも一緒に憶えます。
基本は教科書を使うと良いです。
他には、要点が整理されている参考書類、新研究なども使えます。
あるひとつのことがらをチェックしたら、
その周りに書いてあるものも、まとめて憶えてしまいましょう。
間違えた問題を解けるようにするだけでなく、
この先のテストで出題されるであろう問題を解けるようにすることを目指すのです。
このようにすることで、
解ける問題がどんどん増えていくことになります。
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストの復習。単元を整理する
この項目は、富山県の県立高校受験で、
難関校を目指している人に向けて書いたものです。
富山中部高校、
富山高校、
高岡高校、
この辺りに合格したい人は、
以下のことを意識してみると良いかと思います。
結論から言えば、
育英模試(全県模試でも可)を復習するということと、
その復習の際、単元全体を整理し直すということが
勉強の効果を高めます。
難関校を目指す人なら、
おそらくほぼ全ての人が育英模試を受けているかと思いますが、
その復習はどのように行っているでしょうか。
間違えた問題を解けるようにするだけでは足りません。
その間違えた問題が入試でそのまま出ることは、
まずありません。
入試本番では、初めて見る問題を解くことになります。
つまり、どこまで一般化して捉えることができるかが、
大事なのです。
そのため、
模試や実力テストの復習では、
教科書や参考書などを使い、
単元全体を整理し直すようにします。
現在よりも深く理解し、広く活用できるようにするのです。
富山県立高校入試の数学
富山県の高校受験、
特に県立高校の入試に関しては、
育英模試、全県模試、実力テスト(確認テスト)の復習が効果的です。
教科によって、いくらか使い方が異なりますので、
ここからは、教科別に、より具体的にお伝えします。
ここでは数学についてです。
県立高校入試の数学は、
第1問から第8問までありますが、
それぞれ単元、難易度、出題のされ方に特徴があります。
特に、難易度という面では、
後の問題になるほど難しくなるため、
方針としては次のようになります。
第1問から順にできるようにしていく
まずは「第1問を全て正答する」ことを目指しましょう。
過去に受けた模試や実力テストなどの
第1問だけを練習するのです。
過去に5回、このようなテストを受けていたら、
5回分、第1問を練習することができます。
第1問以外の問題を間に挟まないことで、
大きな効果が生まれます。
第1問の全てを正答することができたら、
次に第2問を同じようにして解けるようにします。
富山県立高校入試の英語
富山県立高校入試の英語で得点したい人に向けての項目です。
似た出題である模試(育英、全県)や
実力テスト(学校によっては確認テストとも)を
復習することが非常に効果的です。
しかし、ただ解き直しをするだけでは、
それほど得点は伸びていきません。
そのため、この項目で、
効果的に模試などを使って、
県立高校入試で得点できるようにするための勉強方法を
まとめようと思います。
県立高校の入試は、
聞き取り(リスニング)、
第1問 文章読解(対話文)、
第2問 文章読解(スピーチ、レポート)、
第3問 英作文、
という構成になっています。
大問によって対策するべきことが異なるため、
勉強は大問毎に行うのが良いです。
具体的に言うと、
持っているテストの同じ大問だけを続けて練習するということです。
狭い範囲に集中することで、成果が出やすくなります。
しかし、上で述べたように、
ただ解くだけでは足りません。
英語の基本となる学習方法は、
1.CDなどの音声を聴き、それを真似て話す
2.文字を見て音読する
3.暗唱する
4.和訳する
5.英訳する
6.英語で文を作る
ということになりますが、
これらを模試などのテストでも行うと良いです。
英語で高得点を取る秘訣は、
たくさんの文を覚えることです。
聞こえる、話せる、読める、書ける、
和訳できる、英訳できる、
このような文の量を増やすことです。
模試などのテストに出てくる文を、
教科書やワークと同じように練習することが
高得点の近道となります。
例えば、
育英模試から
1つ文章を選び、
この文章をくり返し読み、
素早く意味が理解できるように
練習を重ねます。
同じ文章を100回から300回くらい読めば、
読む力がついていくのが感じられるはずです。
別の文章でも
同じように読む練習を反復し、
簡単に読める文章の数を増やしていきます。
これが文章読解の問題の対策となります。
高校受験英語の指導事例が以下のページでご覧になれます。
参考になるはずですので、興味がおありの方はぜひご一読ください。
富山県立高校入試の理科
富山県立高校の入学試験(入試)のうち、
理科で高得点を取りたいという人のための項目です。
県立高校入試の理科は、
育英模試、全県模試、実力テスト、確認テストを復習することで、
高得点が取れるようになっていきます。
その復習方法ですが、
まずは、1年と2年の単元を攻略すると良いです。
理科は3年の単元がどれもなかなか手ごわいです。
イオン、電池、酸とアルカリ、
細胞、生殖、遺伝、
運動と力、エネルギー、仕事、
宇宙、天体、地球の運動、
という単元です。
これらを学習する前に、
1、2年の範囲を解けるようにしてしまいます。
そのためには、
上に挙げた模試などを古い方から順に仕上げていくようにします。
富山県立高校入試の社会
富山県の県立高校入試での得点を上げたいという人に向けて、
ここでは社会について書きます。
育英模試、全県模試の復習をしているかと思います。
これらの効果的な活用方法を簡単にまとめましたので、
参考にしてみてください。
社会には、地理、歴史、公民の3つの分野があり、
そのうち公民は3年で学習することになります。
そのため、公民の勉強は、
どうしても入試の直前期にやらざるを得ません。
このことから、
地理と歴史を早めに仕上げておくことが
大切なこととなります。
地理、歴史の早期完成を目指すために、
育英模試、全県模試、そして、実力テストまたは確認テストは、
古いものから順に完成させていくようにします。
春や夏の模試では、
地理、歴史の出題数が多くなるためです。
地理、歴史で得点できるようにした後、
公民を順に仕上げていきます。
富山県立高校入試の国語
富山県立高校入学試験の国語を攻略する方法を知りたい人を対象に
2つのポイントを簡単にまとめました。
その2つとは、
・模試の復習
・基礎知識の獲得
です。
まず、模試の復習についてです。
ここでいう模試とは、
育英模試、全県模試、
そして学校の実力テストまたは確認テストのことです。
これらのテストを
漢字、説明的文章、文学的文章、古典、作文、
以上5つに分けて対策します。
ひとつずつできるようにしていくことで、
勉強時間を短縮することができます。
1回のテストの大問全てをごちゃまぜに練習するのではなく、
ひとつに絞って練習します。
例えば、説明的文章の大問だけを抜き出し、
持っているテストの数だけ、
まとめて練習するのです。
まずは、設問は無視し、
文章を繰り返し読むことが良いかもしれません。
文章を読む力が不足している人もいるからです。
設問では、解答の根拠を明確にして解答しましょう。
しかし、このときに問題が発生します。
国語に関しては、考えるのに必要な基礎となる知識が
テストからほとんど学べないということです。
そのため、基礎知識を学ぶ方法が追加で必要となります。
基礎知識とは、
説明的文章では、
主題(話題)、事実と意見、要旨、段落の構成
といったものです。
教科書、参考書などを活用して、
知識を増やし、これを活用する練習を繰り返しましょう。
最後に
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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