前回の実例の続きです。
漠然と解らなくなっている原因となっているものを
見つけることができましたが、
次はそれをどのようにして対処するかです。
私:「うん。(読みは)『いっつい』だね」
音読再開です。
子:「一対になっていると考えた」
一通り読み終えたら、こう質問します。
私:「ここまでで難しい言葉はなかった?」
もう一度、文章を読んで探してもらいます。
子:「形質が遺伝するもととなる要素があり、
その要素はひとつの形質について、
一対・・・。
う~ん・・・」
私:「『一対』かな?」
子:「うん、『一対』!!」
私:「そうだね。
読めないってことは、普段使っていない言葉だからね。
意味が解らなくて当然だよね」
子:「うん」
私:「こういうのは、辞書で調べてみるといいよね」
辞書を使って、『一対』を調べます。
子:「2つで一組になったもの」
意味が解りました。
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