『学習ガイドライン』
4.教材(1)
「教科書」
今回から第4章です。
学習教材には様々なものがありますが、
それらをどのような位置づけで使用するかによって、
学習効果は大きく違ってきます。
そうは言っても、
こうでなければならないというものではありませんので、
自分がやりやすい使い方でいいと思います。
しかし、家庭学習の習慣がない子供には、
いきなり「好きなようにやったらいいよ」
と言っても、混乱しますので、
基本的な部分だけを伝えるようにし、
その後は、
徐々に子供自身が工夫をしていくようにしています。
それでは、今回は「教科書」の位置づけです。
教科書は、
「調べる」、「まねする」、「覚える」
の中心にするといいでしょう。
疑問があれば教科書に戻って精読し、理解を深め、
正しい表現や解答の仕方をまねし、
それを記憶するということですね。
他の教材でもできないことはないでしょうが、
断然教科書が使いやすいと思います。
教科書を頻繁に見ていて、
何が何ページのどこに載っているかというところまで
記憶している子供もいますね。
そういった子供は、テストの点数も高いように思います。
そして、自分一人で学習できていますね。
次回は「ノート」の位置づけです。
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