学習:「反復などの行動により、
知識や技能などを使えるようにすること。
また、より習熟することも含む。」
行動ではなく、能力を獲得した状態になること
(「習得する」「身に付ける」とも言い換えられる)を指す。
「学習」という単語の意味は、とても広く、
辞書によって表記はまちまちとなっており、
人によってもその捉え方は様々ではないかと思います。
一般的に「学習する」と言えば、
学校などでの教師からの教授に対して、
生徒がする行動として認識されているかもしれません。
私は、この受身的な意味合いでの学習を、
「受動的学習」としています。
この意味の場合、
できるようになるかどうかは関係ありません。
他方、生物学や心理学では、
知識に限らず、種々の能力を獲得することを学習といいます。
例えば、パソコンが使えるようになること、
カルボナーラが作れるようになること、
他人との会話がちょっと上手くなることなども学習です。
このような意味合いでの学習は、
何かができるようになることであり、
何かをするという行動ではありません。
しかし、能力の獲得には、反復行動が必要になります。
自らの行動の結果として、学習することに至ります。
私が「学習」という単語を使う時は、
普通この意味合いであり、
先の「受動的学習」との対比で、
「能動的学習」と表現することもあります。
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