親が気をつけること2 – 教え方、接し方の詳細-「勉強方法を学ぶ」とは – 家庭教師(富山県富山市、立山町、上市町、舟橋村)-ホシバ教育相談所

「親が気をつけること」の第2回です。

それは、「すぐに説明・解説しないようにしましょう」
ということです。

これは親だけでなく、
指導する役割を持つ人、全てに当てはまります。

詳しい説明は、
導入部分、つまり初めて「知る」時には必要でしょうが、
これは、学校の授業で十分でしょう。

そうであれば、学校の授業の後は、
本人の練習によって、
知識が使えるものになるよう習得することが肝要なのです。

練習なくして「できる」ようにはなりません。

教えられることで、できるようになるのではなく、
子供本人が「行動」することで、できることが増えるのです。

練習を繰り返す中で、
子供は、自身の力で理解し、覚えていくことができます。

なかなか覚えられないのなら、
「なぜ覚えられないのか」
「どうしたら覚えられるのか」
と考え、工夫をしていくでしょう。

そして、乗り越えていくのです。

また、これによって主体性・能動性が育まれ、
家庭学習を継続する力にもなるのです。

しかし、子供に練習させずに、
親が「すぐに説明・解説する」とどうなるでしょうか?

解りやすく、丁寧に教えることで何が起こるでしょうか?

その考える機会を奪ってしまうことになりますね。
せっかくの成長する機会を逸してしまうのです。

そのような受身的な子供は、
自ら成長するための意欲に乏しく、
勉強していても効果が薄いでしょう。

子供の成長を考えるなら、すぐに教えようとするのではなく、
子供が自分で考える時間を与えましょう。




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