多くの人は宿題と勉強が別物になっています。
宿題は宿題で時間を作ってやるし、
勉強は勉強でまた別の時間を作ってやる、
ということです。
同じ範囲、同じ内容であるにも関わらず、
目的が異なっているために、
別々に実行することになり、
その結果、時間が多く必要になっています。
このような人にとっては、
宿題の目的は「提出すること」になっているようです。
宿題を提出することを目指している人は、
宿題をやっている間、
その内容を憶えようとはしないでしょう。
同様に、
反復練習し、より簡単に使えるようにしようとはしないでしょうし、
知識を整理し、体系化しようともしないでしょう。
宿題の目的が提出となっている人がやるのは、
期限までに空欄を埋めて提出できる形にすることです。
教科書から探して書き写したり、
答えを見て赤ペンで書き写したり、
とにかく頭を使わずに早く埋めようとするだけです。
つまり、全く勉強になっていないのです。
以上が宿題と勉強が別物になっている人の宿題のやり方です。
逆に、宿題で勉強する人もいます。
上で挙げたように、
宿題の内容を憶えたり、覚えたり、考えたりするわけです。
このように、
宿題となっているものを勉強に使えば、
当然、これだけでも成績を上げることにつながります。
さらには、宿題と勉強を同時に進めることができるために、
実は、時間を短縮することができ、
その結果として、ますます成績を上げやすくなるのです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
こちらの記事もおすすめです。
勉強のやり方を上達させる。ひとりでできることを増やすことが楽になるコツ
コメント