成績を上げるには
当たり前のことだとは思いますが、
子ども本人が勉強しないのに、
・何かが分かるようになったり、
・問題が解けるようになったり、
・テストで良い点が取れたり、
・成績が上がったり、
・・・というようなことはありません。
少なくとも、私にそのような願望を叶える力はありません。
勉強が嫌いでも良いのです。
勉強をしてさえいれば。
これならば、変化が期待できます。
普段勉強をしているなら、その勉強を少しずつ効果の高いものに置き換えていきましょう。
工夫をして、それが上手くいくことで、勉強が楽しいものになっていきます。
勉強時間の目安
では、その勉強はどのくらいの時間が必要なのでしょうか。
1日の目安は次にようになります。
・小学生 学年×10分
・中学生 学年+1時間
・高校生 進路による
例えば、小学3年生なら40分、中学2年生なら3時間となります。
この目安は、成績上位層、すなわち、学校の授業に遅れずについていけている人の勉強時間です。
遅れが出ている人は、当然のことですが、より多くの時間を必要としますので要注意です。
ちなみに、この勉強時間は宿題をしている時間を含めない方が良いでしょう。
宿題を使って勉強している人は含めても良いのですが、実際は宿題を「いい加減」にこなしている人がほとんどであるためです。
勉強方法を改善すると、ひとりのときの勉強が効果的になる
宿題ではない勉強の時間を、上の目安くらい確保できていれば、講習の効果は大きいと言えます。
講習は勉強方法の改善が中心となります。
子ども自身が気づいた改善と、私が提案する改善案、そして、講習時間内での練習によって、勉強が上手にできるようになっていきます。
その後、その方法で、ひとりのときも勉強するのです。
ここが成績を上げるための最重要ポイントです。
次の講習では、また別の改善を行い、ひとりで実践し、・・・。
同様の流れが繰り返されます。
このようなことを繰り返すことによって、次第に、効果的な勉強方法が習慣になるとともに、改善する思考も身につきます。
一方、普段の勉強時間が少ない人の場合、講習を受けて、勉強方法を良くしたところで、勉強時間が足りないために、成績が上がるだけの勉強量には到達しません。
また、講習と講習の間の勉強時間が少なければ、せっかく改善した方法も元に戻りやすくなってしまいます。
まとめ
普段の勉強時間をどれだけ確保できるかで、講習の効果は大きく変わります。
いつも目安の時間くらいの勉強をしている人は、ほぼ間違いなく講習の効果が表れます。
また、これまでは勉強時間が少なかった人も、勉強時間を増やすことができれば、成績が上がる確率は高いと言えます。
お申込みの際は、「毎日の勉強時間」をまずご用意ください。
なお、お子様の勉強時間を確保することにお悩みの方には、アドバイスを差し上げることもできます。
このようなアドバイスをご希望の場合は、その旨をお伝え下さい。
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