憶えられないという状態は、次のようにたとえられます。
水道の蛇口から離れたところにある大きな水槽に水を張るとしましょう。
このときに使うのはバケツのみとします。
バケツに水を入れ、それを水槽まで運び、水を入れます。
空になったバケツを持って、蛇口に行き、バケツにまた水を入れます。
これを繰り返し、水槽の水を増やしていきます。
ただ、この使っているバケツには、
大きな穴がいくつも空いています。
蛇口から水を入れ始めたときから、
水がバケツからどんどんもれていきます。
「早く水槽までいかないと」
と急いでバケツを持って移動しますが、
水槽についたころには、
すでに水はほとんど残っていません。
つまり、これでは、何度往復しても、
水槽に水が貯まらないのです。
このようなとき、
まずバケツの穴を塞ごうと考えませんか。
穴がせめてもっと小さければ、
せめてもっと少なければ、
水槽に少しずつでも水が貯まると考えませんか。
学んだことを忘れないように憶えることができれば、
知識が貯まるようになります。
忘れるものが少なくなれば、
勉強がはかどるのです。
憶えることができないと悩んでいる人は、
憶え方を学んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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