親が気をつけること3 – 教え方、接し方の詳細-「勉強方法を学ぶ」とは – 家庭教師(富山県富山市、立山町、上市町、舟橋村)-ホシバ教育相談所

学習意欲を湧かせるにはどうしたらいいか、
ということに目を向けがちになってはいませんか?

しかし、
実は、「学習意欲を削がない」ように気をつければいいだけ、
ということも少なくないですね。

この「学習意欲を削がない」ということに着目してみます。

「親が気をつけること」の第3回は、
「できていないところを責めないようにしましょう」
ということです。

つい、このようなことを言ってはいませんか?

「どうしてこんなのもできないの!」
「これだけ言ってるのに、なんで分からないんだ!」

そういう気持ちになるのもよく分かります。

私も、そんな感情が湧くことがあります。

でも、子供を成長させるという目的があるので、
それを言葉にすることはありません。

「どうして」、「なんで」という言葉は、
通常、理由をたずねるときに使うのですが、
この場合は、そうではないでしょう。

「どうして」、「なんで」という言葉を使いながらも、
理由を聴こうとはしていませんね。

「できるようになって当然なのに」
「できないのはお前が悪い」
「お前は無能だ」
このような意味合いのメッセージではないですか?

少なくとも、子供にはそのように伝わっています。

これでは、子供が無能感や劣等感を強めてしまいます。

その結果、意欲もなくなりますね。

できるかできないかという能力に関しては、
周りがいくら責めても、
親が何を言っても、
変わるものではありません。

子供の能力に変化を起こすために必要なことは、
子供自身が行動することのみです。

子供が行動しやすい環境を
私達親が用意してあげましょう。

子供にとって行動しやすい環境とは、何でしょうか?

それは、親からの応援があることです。

親の応援こそが、子供の行動からためらいを取り除きます。

その行動に間違いがないことを感じるためです。

子供の能力向上のために、
責めるのはやめて、応援しましょう。




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