引き続き、『学習ガイドライン』
についてご覧ください。
2.家庭学習の基礎(1)
「調べる」
今回から、家庭学習の基礎として、
家庭学習で具体的に何をしていくのが良いのか、
について書いていきます。
成績が思うように伸びなかったり、
下がってしまっている子供に顕著な現象があります。
それは、自分の記憶、
それも授業で覚えたものだけに頼っている、
ということです。
もっとわかりやすく言えば、
授業で正しく覚えられたことは、全く問題ないのですが、
間違って覚えてしまったものや覚えていないことに対して、
そのままにしている、ということです。
テストや問題集の問題で何度も同じ間違いをしていたり、
覚えていないものは、
「わからない」の一言で片付けてしまったりします。
心当たりがある方は、ご注意ください。
この問題を解決するのは、最初に挙げた「調べる」ことです。
以前の記事『調べる』
でも書きましたが、
これが復習の基礎です。
しかし、この「調べる」習慣がなかったり、
その術を知らない子供は、
前述したように、間違っていても、覚えてなくても、
そのままになってしまうんですね。
これでは、成績が上昇することはありません。
当然ですね。
違うことを指摘してくれたり、
正しいことを教えてくれたりする人がいれば、
それなりの効果はあるかもしれませんが、
そんな人は、子供の都合に合わせて
側にいてはくれません。
また、いつまでも他人に頼りっきりでいいのでしょうか?
そうです。
この「調べる」という行為は、
一人で勉強するために必須のスキルだということも、
もうお分かりですね。
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