4.教材(4) – 教え方、接し方の詳細-「勉強方法を学ぶ」とは – 家庭教師(富山県富山市、立山町、上市町、舟橋村)-ホシバ教育相談所

『学習ガイドライン』

4.教材(4)
 「テスト」

今回は「テスト」の位置づけです。

あなたは、テストをどのように捉えているでしょうか?

また、お子様はどうでしょうか?

これが正解というものはないのでしょうが、
私は、ほとんど問題集と同じようなものとして
捉えています。

唯一の相違点は、
テストが成績に直結するということぐらいでしょうか。

テストをあまり特別扱いする必要はないと思います。

成績に直結することが大きいとも言えるでしょうが、
大事なのは、
テスト自体に対して、いくらがんばっても結果は変わらない、
ということです。

テストの結果は、テストを受ける前に決まっています。
テストまでにどれだけのことをしたのか、
本番に向けてどれだけ練習したか、ということです。

スポーツでも、学業でも、
練習でできないことは、
本番でできるわけがないですね。

つまり、がんばるべきは、
テストそのものではなく、それ以前の練習です。

練習を積んで得たものをテスト用紙にぶつけるだけですね。

テストは、「覚えたことを思い出せるか確認する」ための
最終段階というだけです。

もし、できるか不安ということなら、練習を積めばいい話です。

テストの点が欲しいなら、練習する。
練習したくない、または遊びたいなら、テストの点を捨てる。
どちらかでしょう。

子供自身が、このような選択について考えることは、
主体性の育成という観点で重要だと、私は考えています。

ここまで教材についてお話してきましたが、
子供達が、これは何のために使用しているのか、
この行動をすると、どのような結果が予想されるのか、といった
目的・意味・理由を意識することで、
毎日の勉強が、
単なる作業ではなく、
より結果に結びつく効果的なものへと
ステップアップしていくことでしょう。




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